知らない街
2003年11月22日 知らない街にいた。
知らない男性が隣にいて、一緒に歩いていた。
その男性はひとまわり近く年上のようだった。
仕事ができる人なのだろう、自信のある男の顔をしていた。 彼は暗色のスーツを着ていた。
何かを話している。ああ、やっぱりこの人はI社のN部長だ。こんな人だったのか。想像どおりだ。
会議の合間の休憩時間のようだった。
私は少し首周りのあいた服を着ていて、彼の目がたまに私の胸元へと注がれている。
わかりやすい男らしい。
−数年後にはL.Aで働きたいんですよね。
そういうと男はそれに過剰に反応し、賛同していた。
知らない男性が隣にいて、一緒に歩いていた。
その男性はひとまわり近く年上のようだった。
仕事ができる人なのだろう、自信のある男の顔をしていた。 彼は暗色のスーツを着ていた。
何かを話している。ああ、やっぱりこの人はI社のN部長だ。こんな人だったのか。想像どおりだ。
会議の合間の休憩時間のようだった。
私は少し首周りのあいた服を着ていて、彼の目がたまに私の胸元へと注がれている。
わかりやすい男らしい。
−数年後にはL.Aで働きたいんですよね。
そういうと男はそれに過剰に反応し、賛同していた。
イラガの幼虫
2003年11月18日 実家へと道を進んでいた。
この道をまっすぐ歩けば右手に実家がある。
左手にある家の庭が改装している最中らしく、殺風景な景色になっていた。若い細い木の枝が何本も道へ落ちていた。
細い木の枝ばかりが落ちていると思っていたら、それはいつしか丸々と太った幼虫になっていた。
木の肌色と、幼虫の鮮やかな黄緑が美しい。
折れた枝のように、体の半分で切れて転がっている幼虫もいる。
踏まないように気をつけながら道を進んでいった。
この道をまっすぐ歩けば右手に実家がある。
左手にある家の庭が改装している最中らしく、殺風景な景色になっていた。若い細い木の枝が何本も道へ落ちていた。
細い木の枝ばかりが落ちていると思っていたら、それはいつしか丸々と太った幼虫になっていた。
木の肌色と、幼虫の鮮やかな黄緑が美しい。
折れた枝のように、体の半分で切れて転がっている幼虫もいる。
踏まないように気をつけながら道を進んでいった。
ひよこ
2003年11月11日研究所にいた。
これから学生と一緒にある研究を始めなくてはいけない。
薄暗い研究室に一人の男子学生がいた。
とはいっても、院生なのだろう。大して自分と年齢は変わらないように見える。
彼は手にふわふわとした球体を片手に持って、作業をしていた。
薄く黄色がかった白い毛の塊。中がくりぬかれている。
−コットンはひよこからできていますからね。
そうだ、その塊はひよこ。
もともと生きていたひよこだ。
彼はひよこの頭を下にして左手に持ち、右手で足のほうからくるくると包帯を解くようにほどいていく。
ひよこの片足がひからびてついている。
学生はふと、彼の前にある実験机の上になにかをこぼしてしまった跡があることに気がついた。
左手の本体でぽん、ぽんとその液体をたたくと、きれいになくなってしまった。
ほんとにコットンなのだな、と思って見ていた。
これから学生と一緒にある研究を始めなくてはいけない。
薄暗い研究室に一人の男子学生がいた。
とはいっても、院生なのだろう。大して自分と年齢は変わらないように見える。
彼は手にふわふわとした球体を片手に持って、作業をしていた。
薄く黄色がかった白い毛の塊。中がくりぬかれている。
−コットンはひよこからできていますからね。
そうだ、その塊はひよこ。
もともと生きていたひよこだ。
彼はひよこの頭を下にして左手に持ち、右手で足のほうからくるくると包帯を解くようにほどいていく。
ひよこの片足がひからびてついている。
学生はふと、彼の前にある実験机の上になにかをこぼしてしまった跡があることに気がついた。
左手の本体でぽん、ぽんとその液体をたたくと、きれいになくなってしまった。
ほんとにコットンなのだな、と思って見ていた。
髪の毛
2003年11月10日髪の毛がふさふさと長く伸びていた。
薄い茶色で、柔らかく、ゆるいウェーブがかかっていた。
私は薄いピンクの服を着て、きれいな優しい髪に包まれていた。
そうだ、ここまで伸びていたんだったと思い出した。
薄い茶色で、柔らかく、ゆるいウェーブがかかっていた。
私は薄いピンクの服を着て、きれいな優しい髪に包まれていた。
そうだ、ここまで伸びていたんだったと思い出した。
雲の上
2003年11月9日雲の上にいた。
足元には。足元よりもかなり下に雲があった。
自分の足の先からは工事現場で見るような、金属の足場があった。
人、一人分の幅しかない。
あとは細い手すりがあるだけ。
それ以外には何もない。
数メートル先まで足場があるのはわかった。
その下には下へと続くはしごがあった。
2,3メートルおきにこれまた一人が立てるくらいの踊り場があり、また
下へとはしごが続いている。
少し離れた所に友達のNちゃんがいた。
下を覗くとNちゃんの旦那でもあり、私の友達でもあるQが往診へと出かける姿が見えた。
はしごを伝って下りることにした。
不安定だ。たったこれだけしかないなんて。支えなんて、ない。
きっとゆれる。そう思って下りていく。
予想通りにはしごは揺れ始めた。
下りれば下りるほど、その振幅はひどくなっていく。
これじゃまるで「アルプスの少女ハイジ」だ。
あまりの揺れに気が遠くなりそうになる。
目をつぶって気を落ち着かせると、暗転して今度は古い旅館にいた。
そうだ、ココで開かれる集まりに参加するんだった。
足元には。足元よりもかなり下に雲があった。
自分の足の先からは工事現場で見るような、金属の足場があった。
人、一人分の幅しかない。
あとは細い手すりがあるだけ。
それ以外には何もない。
数メートル先まで足場があるのはわかった。
その下には下へと続くはしごがあった。
2,3メートルおきにこれまた一人が立てるくらいの踊り場があり、また
下へとはしごが続いている。
少し離れた所に友達のNちゃんがいた。
下を覗くとNちゃんの旦那でもあり、私の友達でもあるQが往診へと出かける姿が見えた。
はしごを伝って下りることにした。
不安定だ。たったこれだけしかないなんて。支えなんて、ない。
きっとゆれる。そう思って下りていく。
予想通りにはしごは揺れ始めた。
下りれば下りるほど、その振幅はひどくなっていく。
これじゃまるで「アルプスの少女ハイジ」だ。
あまりの揺れに気が遠くなりそうになる。
目をつぶって気を落ち着かせると、暗転して今度は古い旅館にいた。
そうだ、ココで開かれる集まりに参加するんだった。
白い三角
2003年11月3日 白い大きな三角形をした建物の頂上にいた。
見下ろすと斜面は階段状になっていて、下りることができるようだ。
ただ、何もつかまらずに下りるにはバランスが悪くて難しい。
見渡すと辺と面の真ん中あたりに白くて細い手すりがあった。
手すりを伝って下りることにしたが、バランスがとりづらく、体重を乗せてつかまるようにして下りた。
下の方へやってくると、ハーフの女性と彼女のマネージャがいた。女性はきつい顔をしているくせに、甘い高い声で上れないと騒いでいた。
三角の建物はテーマパークの1つであったらしくて、他にも建物が並んでいる。その1つに入って歩いていった。
外国製のお菓子を大量に売っているお店があった。どんなものがあるのかと見ていたら、後ろから買い物カゴで強く押されてしまった。振り返ると女性がいて、組んだ腕にカゴを通して持っていた。
目が合ったことで、萎縮したようだ。そっと逃げていってしまった。
見下ろすと斜面は階段状になっていて、下りることができるようだ。
ただ、何もつかまらずに下りるにはバランスが悪くて難しい。
見渡すと辺と面の真ん中あたりに白くて細い手すりがあった。
手すりを伝って下りることにしたが、バランスがとりづらく、体重を乗せてつかまるようにして下りた。
下の方へやってくると、ハーフの女性と彼女のマネージャがいた。女性はきつい顔をしているくせに、甘い高い声で上れないと騒いでいた。
三角の建物はテーマパークの1つであったらしくて、他にも建物が並んでいる。その1つに入って歩いていった。
外国製のお菓子を大量に売っているお店があった。どんなものがあるのかと見ていたら、後ろから買い物カゴで強く押されてしまった。振り返ると女性がいて、組んだ腕にカゴを通して持っていた。
目が合ったことで、萎縮したようだ。そっと逃げていってしまった。
赤ん坊
2003年10月31日 小さな赤ん坊が足元にいた。
誰かの子供なんだろう。
まだ生まれたばかりのようには見えないのだが、とても小さい。
近くにBがいた。
赤ん坊は本当に小さくて、両手で抱えると見えなくなってしまいそうだ。
腕も足も細い。
赤ん坊も嬉しいらしくて、手足をばたつかせている。
−こんなにかわいいなら、産んでもいいかもしれないね。
そんなことを言いながら、Bとの間の絆を太くするものなんて極力ごめんだと思う自分がいた。
誰かの子供なんだろう。
まだ生まれたばかりのようには見えないのだが、とても小さい。
近くにBがいた。
赤ん坊は本当に小さくて、両手で抱えると見えなくなってしまいそうだ。
腕も足も細い。
赤ん坊も嬉しいらしくて、手足をばたつかせている。
−こんなにかわいいなら、産んでもいいかもしれないね。
そんなことを言いながら、Bとの間の絆を太くするものなんて極力ごめんだと思う自分がいた。
私もご無沙汰
2003年10月23日 最近、仕事関係の夢ばかり見ていて書けないでいる。
夢の中ではいやな人は やっぱりいやな感じで仕事をしている。
楽なままに、いい道を歩む人はどこの組織に行ってもいるんだろうな。
いったん、ふっきれてからは気にならなくなったはずなんだけど、それを夢に見るってことは深層心理では気になっていることなのかもしれない。
人間って人それぞれに価値観が違って、それによって心に傷を負って、その傷と一生向かい合って生きていくものなんだと思う。
できれば笑いながら向かい合っていたいな・・・。
夢の中ではいやな人は やっぱりいやな感じで仕事をしている。
楽なままに、いい道を歩む人はどこの組織に行ってもいるんだろうな。
いったん、ふっきれてからは気にならなくなったはずなんだけど、それを夢に見るってことは深層心理では気になっていることなのかもしれない。
人間って人それぞれに価値観が違って、それによって心に傷を負って、その傷と一生向かい合って生きていくものなんだと思う。
できれば笑いながら向かい合っていたいな・・・。
お化け屋敷
2003年10月15日 友達がお化け屋敷に行こうという。
遊園地にあるようなものではなくて、本気でお化けがでちゃう無人の家に、だ。
住宅街の中にある、白くて古い家の前に立つ。
荒れた庭や、壁のペンキがはがれて下地が見えていることから、かなり手入れを怠った家であることがわかる。
友達がカギを取り出してドアを開ける。
玄関のドアの横はガラスになっている。
短い廊下を通り、左手に入るとリビングになっている。
明かりの点かない部屋が多い。電気が止まっているわけではなく、電球が切れているらしい。
リビングの隣にも続きの部屋があり、仕切りが取り払われている。
ソファの陰に大きな生き物が動いていた。
ディズニーシーのロックマンのような。大きな得体の知れない生き物。しかも人間の形をしていない。それが何体もいる。
友達を置いて先に帰ろうと、家を出ようとすると、うずらがいた。床に卵を何個も産んでいる。
踏まないように気をつけながら玄関に着くと、ガラス越しに外に人がいるのがわかる。
外からカギが開けられて、家主らしい家族が立っていた。長期の旅行から帰ってきたところだと言う。
なぜここにいるのかを聞かれて、カギを持っていた友達がしどろもどろになって答えていた。
遊園地にあるようなものではなくて、本気でお化けがでちゃう無人の家に、だ。
住宅街の中にある、白くて古い家の前に立つ。
荒れた庭や、壁のペンキがはがれて下地が見えていることから、かなり手入れを怠った家であることがわかる。
友達がカギを取り出してドアを開ける。
玄関のドアの横はガラスになっている。
短い廊下を通り、左手に入るとリビングになっている。
明かりの点かない部屋が多い。電気が止まっているわけではなく、電球が切れているらしい。
リビングの隣にも続きの部屋があり、仕切りが取り払われている。
ソファの陰に大きな生き物が動いていた。
ディズニーシーのロックマンのような。大きな得体の知れない生き物。しかも人間の形をしていない。それが何体もいる。
友達を置いて先に帰ろうと、家を出ようとすると、うずらがいた。床に卵を何個も産んでいる。
踏まないように気をつけながら玄関に着くと、ガラス越しに外に人がいるのがわかる。
外からカギが開けられて、家主らしい家族が立っていた。長期の旅行から帰ってきたところだと言う。
なぜここにいるのかを聞かれて、カギを持っていた友達がしどろもどろになって答えていた。
再びSさん
2003年10月12日 Sさんと新宿で待ち合わせ。
駅前のコーヒースタンドに入ってコーヒーを飲んでいた。
Sさんは最近、知り合いの友達という女性ともめているのだという。
照れながら、申し訳なさそうに言う様子を見て、どうもSさんは彼女のことを好きらしい。こうなったら私もオトナにならなくてはいけない。
隣では女子学生がテスト中だった。
−そんな面白い話題をここでしてちゃいけませんよ
私は店から外に出ることを促した。
自分の黒いロングコートとパシュミナを手に持って出た。長すぎるコートは、なかなかうまく腕にかけられない。
駅前を歩きながら2,3度コートを持ち直す。
落ち着いて話のできる店はあるだろうか。もうシャッターを閉めている店もある。だが2人には時間はある。
昼間の裏通りを歩いていた。女性の裸や男女のもつれる看板が並ぶ場所へと差し掛かった。あんまりいい場所とはいえない地域へ来てしまったようだ。
ホテルの看板をじっと見つめるSさん。
そんなとこにはいかないよ、私は話をしたい。
周りは学生にが多くなってきた。
雑貨屋に入る。
私は下着をひざまで下ろしていた。
周りに気づかれないように、ちゃんと穿きなおす。
確かここら辺に行ってみようと思っていたお店が幾つかあったはずだ。
地下に入ると、探していたうちの1つである有名店があった。
時間が時間だけに待たずに入れるようだ。
ベビーカーを持って、帰ろうとする女性とすれ違う。
店員に店内のカウンター席に通される。
Sさんにキスをされた。
そういえば、そういう仲だったっけ・・・。
料理が来るまでの間、ノートPCで夢の内容を書いていると、Sさんに覗かれてしまう。
非常に恥ずかしいと思った。自分の顔が赤くなっていることが分かる。動揺する。
そんな自分を、Sさんは嬉しそうに見ていた。
駅前のコーヒースタンドに入ってコーヒーを飲んでいた。
Sさんは最近、知り合いの友達という女性ともめているのだという。
照れながら、申し訳なさそうに言う様子を見て、どうもSさんは彼女のことを好きらしい。こうなったら私もオトナにならなくてはいけない。
隣では女子学生がテスト中だった。
−そんな面白い話題をここでしてちゃいけませんよ
私は店から外に出ることを促した。
自分の黒いロングコートとパシュミナを手に持って出た。長すぎるコートは、なかなかうまく腕にかけられない。
駅前を歩きながら2,3度コートを持ち直す。
落ち着いて話のできる店はあるだろうか。もうシャッターを閉めている店もある。だが2人には時間はある。
昼間の裏通りを歩いていた。女性の裸や男女のもつれる看板が並ぶ場所へと差し掛かった。あんまりいい場所とはいえない地域へ来てしまったようだ。
ホテルの看板をじっと見つめるSさん。
そんなとこにはいかないよ、私は話をしたい。
周りは学生にが多くなってきた。
雑貨屋に入る。
私は下着をひざまで下ろしていた。
周りに気づかれないように、ちゃんと穿きなおす。
確かここら辺に行ってみようと思っていたお店が幾つかあったはずだ。
地下に入ると、探していたうちの1つである有名店があった。
時間が時間だけに待たずに入れるようだ。
ベビーカーを持って、帰ろうとする女性とすれ違う。
店員に店内のカウンター席に通される。
Sさんにキスをされた。
そういえば、そういう仲だったっけ・・・。
料理が来るまでの間、ノートPCで夢の内容を書いていると、Sさんに覗かれてしまう。
非常に恥ずかしいと思った。自分の顔が赤くなっていることが分かる。動揺する。
そんな自分を、Sさんは嬉しそうに見ていた。
蛇
2003年10月9日 Mさんとホテルのラウンジかレストランで飲んでいる。
天井を見上げなくても、手元のグラスがきらきらと反射していることから、オレンジ色のシャンデリアがかかっていることがわかる。
最初はMさんの上司もいたようだが、途中で帰ってしまった。
とりあえずお酒も終盤となる。
時間を見ると、まだ早い時間だ。
Mさんにホテルの部屋へと誘われる。
Mさんの顔が見えない。
空港へ行く。
クルマで誰かを送りに行くために。
Nさんがいて、これから広島に出張だと言う。
Hくんは近くにはいない。
私がいたら驚くだろう。
会わないようにしないと。
蛇を食べていた。
口から白く長い蛇が二本続いている。
長い麺をすするように食べていた。
終わりが見えない。
吐き気がする。
蛇の先を見ると新宿の古いお店が見える。
お店の入り口には年老いた男性がいて、足元には大きな籠が見える。
昔話でおじいさんが背負うような竹で編んだ籠だ。
その中には薄いピンクの肉が大量に入っていた。豚肉のようにも見える。
細長い蛇を切り裂いて開くとちょうどそんな形になるらしい。なるほど。
肉の山を籠の中に見ている。中には生きているものもいて、跳ねている。とはいっても蛇の部分だけで、ただの肉塊か、意思を持った生き物なのかわからない。
天井を見上げなくても、手元のグラスがきらきらと反射していることから、オレンジ色のシャンデリアがかかっていることがわかる。
最初はMさんの上司もいたようだが、途中で帰ってしまった。
とりあえずお酒も終盤となる。
時間を見ると、まだ早い時間だ。
Mさんにホテルの部屋へと誘われる。
Mさんの顔が見えない。
空港へ行く。
クルマで誰かを送りに行くために。
Nさんがいて、これから広島に出張だと言う。
Hくんは近くにはいない。
私がいたら驚くだろう。
会わないようにしないと。
蛇を食べていた。
口から白く長い蛇が二本続いている。
長い麺をすするように食べていた。
終わりが見えない。
吐き気がする。
蛇の先を見ると新宿の古いお店が見える。
お店の入り口には年老いた男性がいて、足元には大きな籠が見える。
昔話でおじいさんが背負うような竹で編んだ籠だ。
その中には薄いピンクの肉が大量に入っていた。豚肉のようにも見える。
細長い蛇を切り裂いて開くとちょうどそんな形になるらしい。なるほど。
肉の山を籠の中に見ている。中には生きているものもいて、跳ねている。とはいっても蛇の部分だけで、ただの肉塊か、意思を持った生き物なのかわからない。
タバコ
2003年10月7日 駐車場にいた。
平置きの屋根なし、舗装の駐車場の中ほどにクルマを停めた。
クルマをおりて屋根を見ると赤い。
自分の車の色とは違う。
スポットがいくつもできている。
拭きながら、このクルマはKさんのクルマであることに気がつく。
彼はアンテナの角度を下げる度に勢いよくやってしまうらしく、屋根にぶつけて塗装がはげている跡がある。
スポットを布で拭き消しながら、ふと思う。
−なぜKさんのクルマなのに左から降りたんだっけ?彼のクルマは右ハンドルだったはずなんだけど・・・
とりあえずこれを向こうに乗っていかなくては。
−右ハンドルのMT、久しぶりだけど運転できるかな・・・。
運転をイメージしてみる。
−うん、まあ大丈夫だろう。
一度家に歩いて戻る。
自分より少し年上の男性の集団とすれ違う。
道に広がってちょっとだけいやな感じを受けながら、最後の2人とすれ違うときに、一人が吸っていたタバコを道に投げた。
それが私の着ていた白いニットの、肩の上に落ちた。
私は怒りもせず、慌てずもせずに吸い口に触れないようにタバコを指でつまむと、その投げた人へと差し出した。
彼は謝りもせずに私に向かって
−だって昨日、あんた俺たちの集団をFitで追い越しただろう
とすまなそうに言った。
そういえば昨日の夜、Fitで男性の集団を追い越したが、そのときに道が狭くて彼らにとっては歩みを止め、道の端によらなくてはならなくなってしまい、不愉快な思いをさせてしまったことを思い出す(*1)。
それにしてもそんなことで不愉快になるとは。呆れてしまう。
平置きの屋根なし、舗装の駐車場の中ほどにクルマを停めた。
クルマをおりて屋根を見ると赤い。
自分の車の色とは違う。
スポットがいくつもできている。
拭きながら、このクルマはKさんのクルマであることに気がつく。
彼はアンテナの角度を下げる度に勢いよくやってしまうらしく、屋根にぶつけて塗装がはげている跡がある。
スポットを布で拭き消しながら、ふと思う。
−なぜKさんのクルマなのに左から降りたんだっけ?彼のクルマは右ハンドルだったはずなんだけど・・・
とりあえずこれを向こうに乗っていかなくては。
−右ハンドルのMT、久しぶりだけど運転できるかな・・・。
運転をイメージしてみる。
−うん、まあ大丈夫だろう。
一度家に歩いて戻る。
自分より少し年上の男性の集団とすれ違う。
道に広がってちょっとだけいやな感じを受けながら、最後の2人とすれ違うときに、一人が吸っていたタバコを道に投げた。
それが私の着ていた白いニットの、肩の上に落ちた。
私は怒りもせず、慌てずもせずに吸い口に触れないようにタバコを指でつまむと、その投げた人へと差し出した。
彼は謝りもせずに私に向かって
−だって昨日、あんた俺たちの集団をFitで追い越しただろう
とすまなそうに言った。
そういえば昨日の夜、Fitで男性の集団を追い越したが、そのときに道が狭くて彼らにとっては歩みを止め、道の端によらなくてはならなくなってしまい、不愉快な思いをさせてしまったことを思い出す(*1)。
それにしてもそんなことで不愉快になるとは。呆れてしまう。
再び研究所
2003年10月4日 Sさんの勤める研究所にいた。
ある会議室の中ですでに自分がスピーカーとして話す部分は話し終えていた。
会議は終了した。
皆、帰り支度を始めている。
自分より少し若手に見える人間が何人かいる。
トイレに行こうと思って会議室を出た。
ここのフロアにはないから、1階に下りなくてはいけない。
トイレから戻ると、会議室には先ほどの若手たちはいなくなっている。自分の会社の人間しかいない。
しまった、Sさんを呼んでもらおうと思っていたのに。
部屋を出て、廊下の途中にある受付のようなところで警備員に聞く。
−基礎研の○○にいるSさんと連絡を取りたいのですが・・・
学生のような格好をした研究所の人間が何人も通る。若く見えるが、皆けっこうな年齢のはずだ。国内でも一番優秀な人間が集められている場所だけあって、自分には肩身が狭い。
ある会議室の中ですでに自分がスピーカーとして話す部分は話し終えていた。
会議は終了した。
皆、帰り支度を始めている。
自分より少し若手に見える人間が何人かいる。
トイレに行こうと思って会議室を出た。
ここのフロアにはないから、1階に下りなくてはいけない。
トイレから戻ると、会議室には先ほどの若手たちはいなくなっている。自分の会社の人間しかいない。
しまった、Sさんを呼んでもらおうと思っていたのに。
部屋を出て、廊下の途中にある受付のようなところで警備員に聞く。
−基礎研の○○にいるSさんと連絡を取りたいのですが・・・
学生のような格好をした研究所の人間が何人も通る。若く見えるが、皆けっこうな年齢のはずだ。国内でも一番優秀な人間が集められている場所だけあって、自分には肩身が狭い。
修羅場
2003年10月2日マンションからBが出かけていった。
Tから連絡があって、もうマンションに着いたという。
部屋に上がってくる。
部屋の窓から外を見ると、駐車場にはTのクルマ(ヒミツで(^^;)が見える。
ふと、部屋の隅に病院などにある大きな血圧計を見つけ、血圧を測る。
突然Bが戻ってくると連絡が入った。
と、ほぼ同時にTが部屋へ。
−帰ってくるの、ダメ、帰って。
Bが戻ってくるのが見える。
TとBのクルマが駐車場に並んでいるのが見える。
−あー、ついに並んでしまったよ(詳しくはヒミツで)
なぜか冷静な私。
−−−
あとの感想はヒミツで(^^;
戦と女学校
2003年10月1日 協力者である夫婦の民家にいた。
時代は戦国時代。
これから戦が始まる。
父や兄にはもう会えないかもしれない。
非常にあわただしく、緊張した空気が流れている。
私の周りから人の気配がなくなった。私が最後になったらしい。私のそばには白髪交じりの女性だけがいて、私の手紙は父たちに渡しておくから、早く出るようにと言う。
部屋のかげに男性がいて、どうやら彼女の夫らしい。渡辺さまはもうお出になられたのか?と会話している。私の父は「渡辺さま」と呼ばれているようだ。
私の父からの手紙を渡される。
別の出口で父はすでに騎乗しているのだろう。
手紙というよりはメッセージカードのような見開きのものである。開いて読もうとすると、先ほどの男性が外で大きな声を出している。いや、いませんよ!
それを聞いて女性が私をせかす。敵が来たらしい。
玄関へと進むと、先ほどの声をもっと近くに感じる。そっと物陰へ隠れる。
戦わずしてここで命を落とすのか?
心臓が高鳴るのを感じているが、どこか冷静なままでいた。
女性が今なら行けると言う。隙を見て急いで草履のような履物を履き、馬にまたがる。
上半身の鎧が少し物足りないが、動きやすさを考えればこんなものなんだろう。
夫婦への礼もそこそこに馬を走らせた。
やがて女学校へ着く。
近代的な風景である。
今日は戦の体制でくることになっていたのに。
おかしい。人がいない。
いつもの廊下も馬で歩くので、天井が近い。
もしかすると、馬で来るのを見つかったら、まずいかもしれない。
一番奥の自分のクラスへと着いた。
ふと見ると、馬具が柱にかけてある。
外に出ると、一匹の裸馬がいた。
この子も解放してあげないといけない、そう思って馬をおり、馬具の紐を外す。
こんな女学校の人間が戦に出て、どうして敵を倒せるものか。無駄な死になるのではないか。
そんなことを考えながら、太い馬具の紐を緩めていた。
時代は戦国時代。
これから戦が始まる。
父や兄にはもう会えないかもしれない。
非常にあわただしく、緊張した空気が流れている。
私の周りから人の気配がなくなった。私が最後になったらしい。私のそばには白髪交じりの女性だけがいて、私の手紙は父たちに渡しておくから、早く出るようにと言う。
部屋のかげに男性がいて、どうやら彼女の夫らしい。渡辺さまはもうお出になられたのか?と会話している。私の父は「渡辺さま」と呼ばれているようだ。
私の父からの手紙を渡される。
別の出口で父はすでに騎乗しているのだろう。
手紙というよりはメッセージカードのような見開きのものである。開いて読もうとすると、先ほどの男性が外で大きな声を出している。いや、いませんよ!
それを聞いて女性が私をせかす。敵が来たらしい。
玄関へと進むと、先ほどの声をもっと近くに感じる。そっと物陰へ隠れる。
戦わずしてここで命を落とすのか?
心臓が高鳴るのを感じているが、どこか冷静なままでいた。
女性が今なら行けると言う。隙を見て急いで草履のような履物を履き、馬にまたがる。
上半身の鎧が少し物足りないが、動きやすさを考えればこんなものなんだろう。
夫婦への礼もそこそこに馬を走らせた。
やがて女学校へ着く。
近代的な風景である。
今日は戦の体制でくることになっていたのに。
おかしい。人がいない。
いつもの廊下も馬で歩くので、天井が近い。
もしかすると、馬で来るのを見つかったら、まずいかもしれない。
一番奥の自分のクラスへと着いた。
ふと見ると、馬具が柱にかけてある。
外に出ると、一匹の裸馬がいた。
この子も解放してあげないといけない、そう思って馬をおり、馬具の紐を外す。
こんな女学校の人間が戦に出て、どうして敵を倒せるものか。無駄な死になるのではないか。
そんなことを考えながら、太い馬具の紐を緩めていた。
Sさん
2003年9月28日 Sさん(男性)の部屋にいた。
最初は会社の、研究所の部屋なのかと思っていた。
次第にSさんの生活している部屋だとわかった。
私は裸なのか、何かを着ているのか、まだわからないでいた。
軽く咳をした。
−何か飲む?
Sさんが赤ワインを持ってきて、封を切り、コルクを抜いた。
グラスに注がれた赤ワインはきれいな透明な赤色をしていた。
一口だけ、飲んでみた。
色を見たときから思っていたけどやっぱり若い。えぐさが全くない。
Sさんは失敗した、という風にまだ若かったね、と言った。
私はえぐさがなくてこれはいいと思うよ、と答えた。
Sさんとはまだ何もない。これから何かある。予感がしている。
−Bと別れてよかった。
そう、思っていた。
やっぱりこの人と付き合うんだと。
そんな幸せな気持ちのままで目が覚めた。
最初は会社の、研究所の部屋なのかと思っていた。
次第にSさんの生活している部屋だとわかった。
私は裸なのか、何かを着ているのか、まだわからないでいた。
軽く咳をした。
−何か飲む?
Sさんが赤ワインを持ってきて、封を切り、コルクを抜いた。
グラスに注がれた赤ワインはきれいな透明な赤色をしていた。
一口だけ、飲んでみた。
色を見たときから思っていたけどやっぱり若い。えぐさが全くない。
Sさんは失敗した、という風にまだ若かったね、と言った。
私はえぐさがなくてこれはいいと思うよ、と答えた。
Sさんとはまだ何もない。これから何かある。予感がしている。
−Bと別れてよかった。
そう、思っていた。
やっぱりこの人と付き合うんだと。
そんな幸せな気持ちのままで目が覚めた。
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絽
2003年9月26日 犬がいた。
私は実家にいて、数年前に死んだ犬がいた。
元気とは言えず、毛も汚なかったので、汚い部分をきれいにとってあげた。
現在の実家にはパピヨンが2匹いるのだが、彼らはまったく出てこなかった。
そして飼ったことのない犬種、ティーカッププードルが飼われていた。
夜、日帰り銭湯の入り口にいた。
足元は畳敷きで、屋根があるだけだった。
駐車場はすぐ目の前だ。
靴を2足持っていた私は靴箱に揃えて、重ねていれる。
小学校の時の友達であるCちゃんや中学の友達Sちゃんが横で準備していた。
タオルも何もないよ、と言うとSちゃんはちょっと困った顔をして、大丈夫だよ、という。Cちゃんは自分の足元から浴衣を出している。私も足元を見ると、自分が持参したコオリが置いてあった。コオリには浴衣と帯が数セット入っており、タオルも入っていた。浴衣を2セットほど取り出して、湯上りにどれを着るかを考える。
どれも浴衣とは言えないほどに薄くて美しい織りをしていた。多分「絽」なのだろう。
準備をしてフロントでお金を払う。
ところが同行していたはずのMちゃんがこない。
また先ほどの場所へ戻った。
なにやらトラブルがあったらしい。
話を聞いていると、駐車場へ見慣れたクルマが入ってきた。
あれだけ珍しいクルマはBしかいない。
近寄るとやっぱりBで、泳ぎに来たという。
私は実家にいて、数年前に死んだ犬がいた。
元気とは言えず、毛も汚なかったので、汚い部分をきれいにとってあげた。
現在の実家にはパピヨンが2匹いるのだが、彼らはまったく出てこなかった。
そして飼ったことのない犬種、ティーカッププードルが飼われていた。
夜、日帰り銭湯の入り口にいた。
足元は畳敷きで、屋根があるだけだった。
駐車場はすぐ目の前だ。
靴を2足持っていた私は靴箱に揃えて、重ねていれる。
小学校の時の友達であるCちゃんや中学の友達Sちゃんが横で準備していた。
タオルも何もないよ、と言うとSちゃんはちょっと困った顔をして、大丈夫だよ、という。Cちゃんは自分の足元から浴衣を出している。私も足元を見ると、自分が持参したコオリが置いてあった。コオリには浴衣と帯が数セット入っており、タオルも入っていた。浴衣を2セットほど取り出して、湯上りにどれを着るかを考える。
どれも浴衣とは言えないほどに薄くて美しい織りをしていた。多分「絽」なのだろう。
準備をしてフロントでお金を払う。
ところが同行していたはずのMちゃんがこない。
また先ほどの場所へ戻った。
なにやらトラブルがあったらしい。
話を聞いていると、駐車場へ見慣れたクルマが入ってきた。
あれだけ珍しいクルマはBしかいない。
近寄るとやっぱりBで、泳ぎに来たという。
最後の日
2003年9月21日 明日には地球が終わると言う。
大規模な都市計画で開拓されたような街にいた。広い土地には高層ビルが整然と並んでいる。
後輩のKちゃん(女性)がツインタワーにいる。知らせなくちゃ。
ツインタワーに着いた。ちょうどフェアの片づけをしていて、PCのコードをまとめている人もいる。
Kちゃんだけでなく、知らない人にも教えてあげないといけない。
−急いで
混乱が起きるわけでもなく、静かに皆、帰り始めた。
名前の通り、二つのビルがくっついて建っているツインタワーのちょうど真ん中付近でKちゃんに帰らないのかと聞くと、身を翻し、まだ仕事がある、と奥へ入ってしまった。と、ほぼ同時に上から閉まり始めるシャッター。ゆっくりと、でも確実に下りてくる。
追いかけようと一歩進んだとき、私の頭の中には一瞬Bの顔が浮かぶ。この先に行ったら、戻れないかもしれない。胸が締められるような息苦しさを感じた。大きく息を吸って、Bにすまないと思いながらもKちゃんを追ってシャッターの向こうへ行った。
ツインタワーではないビルの中にいた。
Kちゃんがやってきて、ツインタワーは崩壊したと言う。地震のショックに耐えられなかったみたい、見てみて、と。
自分のいるフロアはかなりの高層階なので、夕方のビル街が見える。
夕焼けではないグレーの空。霞ががったグレーのビル。
でも私にもやることがたくさんあって、どこがツインタワーのあった場所かもよくわからない。ゆっくりと探すこともできない。
俳優のTさんが話しかけてきて、私を夕食に誘う。
さすがに今日はこの人と過ごすわけにはいかない。
お断りをすると、こんな日だし、以前お借りしたお守りを返して欲しいと言われる。
お守りを探しにロッカーの並ぶ廊下を進む。ほぼ突き当たりのロッカーを探す。
ついでに私物をどれだけ持ち帰ろうかと悩む。
私物を持ち帰る準備はできたが、お守りが見つからない。
思い出すと、以前赤いものと白いものは返した。あとは必ず人間に生まれ変われるという白い紙がない。
そのうちF子もやってきて、私物を取り出していた。
ふと見ると、Bのデジカメが置いてある。レンズや電池、メモリなどが整然と並んでいる。
デジカメ本体とメモリを数種類、充電池と充電器を選ぶ。
だんだんと外が暗くなっていく。
大規模な都市計画で開拓されたような街にいた。広い土地には高層ビルが整然と並んでいる。
後輩のKちゃん(女性)がツインタワーにいる。知らせなくちゃ。
ツインタワーに着いた。ちょうどフェアの片づけをしていて、PCのコードをまとめている人もいる。
Kちゃんだけでなく、知らない人にも教えてあげないといけない。
−急いで
混乱が起きるわけでもなく、静かに皆、帰り始めた。
名前の通り、二つのビルがくっついて建っているツインタワーのちょうど真ん中付近でKちゃんに帰らないのかと聞くと、身を翻し、まだ仕事がある、と奥へ入ってしまった。と、ほぼ同時に上から閉まり始めるシャッター。ゆっくりと、でも確実に下りてくる。
追いかけようと一歩進んだとき、私の頭の中には一瞬Bの顔が浮かぶ。この先に行ったら、戻れないかもしれない。胸が締められるような息苦しさを感じた。大きく息を吸って、Bにすまないと思いながらもKちゃんを追ってシャッターの向こうへ行った。
ツインタワーではないビルの中にいた。
Kちゃんがやってきて、ツインタワーは崩壊したと言う。地震のショックに耐えられなかったみたい、見てみて、と。
自分のいるフロアはかなりの高層階なので、夕方のビル街が見える。
夕焼けではないグレーの空。霞ががったグレーのビル。
でも私にもやることがたくさんあって、どこがツインタワーのあった場所かもよくわからない。ゆっくりと探すこともできない。
俳優のTさんが話しかけてきて、私を夕食に誘う。
さすがに今日はこの人と過ごすわけにはいかない。
お断りをすると、こんな日だし、以前お借りしたお守りを返して欲しいと言われる。
お守りを探しにロッカーの並ぶ廊下を進む。ほぼ突き当たりのロッカーを探す。
ついでに私物をどれだけ持ち帰ろうかと悩む。
私物を持ち帰る準備はできたが、お守りが見つからない。
思い出すと、以前赤いものと白いものは返した。あとは必ず人間に生まれ変われるという白い紙がない。
そのうちF子もやってきて、私物を取り出していた。
ふと見ると、Bのデジカメが置いてある。レンズや電池、メモリなどが整然と並んでいる。
デジカメ本体とメモリを数種類、充電池と充電器を選ぶ。
だんだんと外が暗くなっていく。