ガンという日

2004年9月2日
母親がガンだという。
これは夢でもなんでもなく・・・。
仕事中にその電話がかかってきた。
声も出ずにショックだった。
それからずっと、気を抜けば目の周りが熱くなってしまい、その度にトイレに行った。
それでも仕事はやってきて、他に出来る人もいないから私がやるしかない。待ってくれない。

父親がひとりでいる家に行った。
仕事が終わって力が抜けた私は、車の中で泣きじゃくっていた。

父親の顔を見るとまた力が入り、泣けなくなった。
父はいつもよりも小さかった。

いつまでこんな悪夢が続くんだろう。
これからどうなってしまうんだろう。

いつか来る日だとわかっていたはずなのに、理性とは別の場所から涙が溢れてくる。
誰かこの涙を止めて欲しい。
誰かこの時間を止めて欲しい。
お願いだから。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

最新のコメント

この日記について

日記内を検索