トイレ

2004年4月4日
 仕事の関係で飛行場に向かっていた。
 飛行場は入り口から急な傾斜でぐるりと右方向へと登るようになっていた。

 大勢の人間が集められて座っていた。
 私の横にはIさんがいる。
 私の席はなぜか和式の便器で、私が座る部分だけに穴があいた蓋がかぶせてあった。
 落ちつかない気分でIさんの話を聞いていた。
 席を手前にひいたところ、少し蓋があいて排泄物が見えてしまった。
 右斜め後ろ横の女性二人があっ、と声をあげる。
 すいません、といいながら、あわてて蓋を元に戻した。

 駅前の商店街を歩いていた。
 屋根のあるアーケードの下を通る。
 私は少し大きなかばんなどの荷物を持っていて、大急ぎで駅へ向かっていた。
 胸が大きく揺れて、自分が裸であると自覚する。
 道路の反対側にいる男性と目が合うが、きっと私は肌色の服を着ているように見えるだろう、大丈夫だ。
 もっているかばんで胸を隠した。
 駅に着いてトイレにかけこむ。
 かばんから服を出して着ようとする。

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