お化け屋敷

2003年10月15日
 友達がお化け屋敷に行こうという。
 遊園地にあるようなものではなくて、本気でお化けがでちゃう無人の家に、だ。
 住宅街の中にある、白くて古い家の前に立つ。
 荒れた庭や、壁のペンキがはがれて下地が見えていることから、かなり手入れを怠った家であることがわかる。
 友達がカギを取り出してドアを開ける。
 玄関のドアの横はガラスになっている。
 短い廊下を通り、左手に入るとリビングになっている。
 明かりの点かない部屋が多い。電気が止まっているわけではなく、電球が切れているらしい。
 リビングの隣にも続きの部屋があり、仕切りが取り払われている。
 ソファの陰に大きな生き物が動いていた。
 ディズニーシーのロックマンのような。大きな得体の知れない生き物。しかも人間の形をしていない。それが何体もいる。
 友達を置いて先に帰ろうと、家を出ようとすると、うずらがいた。床に卵を何個も産んでいる。
 踏まないように気をつけながら玄関に着くと、ガラス越しに外に人がいるのがわかる。
 外からカギが開けられて、家主らしい家族が立っていた。長期の旅行から帰ってきたところだと言う。
 なぜここにいるのかを聞かれて、カギを持っていた友達がしどろもどろになって答えていた。

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