タバコ

2003年10月7日
 駐車場にいた。
 平置きの屋根なし、舗装の駐車場の中ほどにクルマを停めた。
 クルマをおりて屋根を見ると赤い。
 自分の車の色とは違う。
 スポットがいくつもできている。
 拭きながら、このクルマはKさんのクルマであることに気がつく。
 彼はアンテナの角度を下げる度に勢いよくやってしまうらしく、屋根にぶつけて塗装がはげている跡がある。
 スポットを布で拭き消しながら、ふと思う。
 −なぜKさんのクルマなのに左から降りたんだっけ?彼のクルマは右ハンドルだったはずなんだけど・・・

 とりあえずこれを向こうに乗っていかなくては。
 −右ハンドルのMT、久しぶりだけど運転できるかな・・・。
 運転をイメージしてみる。
 −うん、まあ大丈夫だろう。

 一度家に歩いて戻る。
 自分より少し年上の男性の集団とすれ違う。
 道に広がってちょっとだけいやな感じを受けながら、最後の2人とすれ違うときに、一人が吸っていたタバコを道に投げた。
 それが私の着ていた白いニットの、肩の上に落ちた。
 私は怒りもせず、慌てずもせずに吸い口に触れないようにタバコを指でつまむと、その投げた人へと差し出した。
 彼は謝りもせずに私に向かって
 −だって昨日、あんた俺たちの集団をFitで追い越しただろう
 とすまなそうに言った。
 そういえば昨日の夜、Fitで男性の集団を追い越したが、そのときに道が狭くて彼らにとっては歩みを止め、道の端によらなくてはならなくなってしまい、不愉快な思いをさせてしまったことを思い出す(*1)。
 それにしてもそんなことで不愉快になるとは。呆れてしまう。

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