カーテン

2003年9月11日
 売り場にいる。
 建物自体が新しいとはいえないが、余計なものはなく、きれいに整理はされている。たいして広くはない。
 売り場には腰よりも低い棚があり、布が幾種類もたたんで重ねられているようだが、よく見えない。高い天井からは何十枚もの布がつられていて、ちょうど棚にかかるくらいの長さになっているからだ。
 天井に目をやると、天井からなにか紐のようなもので1m程度の棒を吊り、そこに布をかけている。1つの棒に1枚の布ではなく、何種類もかけている。
 カーテンを売っている。
 女性店員が2人いて、お客は数人。
 白いカーテンが欲しいので、吊ってある布をばさばさとめくってみる。緑色の裏が紺色、白色の裏が・・・。どの布の裏がどれで、表がどれなのかわからなくなる。
 あきらめて場所を変えようとレジの前にさしかかったとき、母がやってきた。白いカーテンを持っていて、これを買うと言う。母の持っているカーテンはさっきの所で見かけた。裏は紺色じゃなかったんだ。それなら欲しい。
 また先ほどの場所に戻って、吊ってある布をめくる。
 めくるとすぐに出てきた。今度は裏までちゃんと白い。やっと見つけた。タグを見ると、幅も高さもちょうどいい。
 店員にとってもらうように言うと、その吊ってある布の束が、すとん と落ちてきた。重力なんてまるでないかのように、軽く。
 目当ての布を手にとると、幅がまるでない。これはただの見本か?
 先ほどの店員に聞いてみようと話しかける。

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