2003年9月2日
 坂を下っていく。一人ではない。女性もいる。
 標高のあるところらしく、景色は眼下に広がっている。
 風が強い。雨もぱらついていて、嵐のようだ。

 橋の下に差し掛かる。
 小さな子供がいた。何人も。
 子供たちはちょっとしおれたバラを一輪ずつ持っている。
 一緒にいる大人に促されて、私たちに渡そうとしている。
   −めんどうだな
 そう思ってもらわないようにしていたが、最後にもらってしまった。
 肩から提げていたかばんに挿しておく。
   −どうせ枯れてしまうのに

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