Yくん

2003年9月1日
 Yくんとご飯を食べに行く。
 デパートを抜けてお店に向かう途中でYちゃんの知り合いに何人か会う。ご近所さんらしい。道すがら、S社の面接話になる。

 店に到着する。千葉の汚いお寿司屋さんだ。とても狭い店なのに、大きなカウンターがあってそこに座る。対向にはYくんの友達らしき女性と子供がいる。
 テーブルの上が本当に汚い。
 甘エビは1匹ずつ海苔できゅっと細く巻き上げてある。そして2匹ずつネタの上に乗っていて、たまにひげが動いている。食べたいけど食べられないでいた。
 子供が私の席の前のテーブルにスープを注ごうとしてこぼす。お店のおばさんがやってきて、テーブルを拭く。

 Yくんの運転で帰路に着く。
 私へのボディタッチが多い。ふと自分の胸を上から覗いて見てみる。きれいな青色をしていた。不思議な気持ちでそれを見ている。

 翌朝、目が覚めてカーテンを開けると庭に子供が数人いる。でかい花が整然と植えられていて、その間を縫うように動き回っているので、私からは見え隠れしている。花はかなりの量だ。花の根元が掘り返されたばかりの土の色をしていて、ほんの少し前に植えられたことがわかる。こんなに植えられてしまって、ちゃんと外に出る道はあるんだろうか?カーテンをさらに左の方にめいっぱい開けて見ると、なんとか中央に道があるようだ。でもあれじゃあ靴が汚れちゃうだろうな。
 階下に降りていくと、M姉とその彼氏がいる。相変わらずなよっちいやつだ(現実はバリバリの営業)、と思う。テレビを見ていたらしく、僕はこれからちょっと水天宮までお参りに行ってくるよ。歩いても15分くらいだろ?と出かけていった。
 テレビで見たことあるようなオバちゃんが、手に汚れたハンカチをもってやってきた。芸能人だな。誰だっけ。と考えていると、あんた、このハンカチはあんたのポッケからでてきたよ?とハンカチを突きつけられる。
 あ、Yくんのだ。と思う。昨日借りたんだっけ。
 得意げになってるオバちゃんをみて、そういえばYくんのお母さんだっけ、この人は。と思い出す。昨日のYくんとのちょっと甘い空気を思い出して少々背徳感を感じる。それでもオバちゃんの前では「それがどうしたんですか」と強くも泣く弱くもない態度でいる。
 M姉がやってきて、郵便物が届いていると言う。私宛だ。これも。あれも。これはブライダルの案内だ。こっちもそう。
 とりあえず持ち帰って部屋で読もうと思う。

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